专利摘要:

公开号:WO1991018329A1
申请号:PCT/JP1991/000676
申请日:1991-05-21
公开日:1991-11-28
发明作者:Hiroyuki Tsuchiya;Kousi Anai
申请人:Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha;
IPC主号:G03F7-00
专利说明:
[0001] 明細書
[0002] 光硬化樹脂凸版
[0003] 技術分野
[0004] 本発明は、 光硬化樹脂凸版に関する。 さ らに詳しく は、 本 発明は、 露光部分が溶剤不溶化するタイプのネガ型感光性樹 脂を用いて形成された、 画像再現性が高く 、 印刷効果のよい 光硬化樹脂凸版に関する。
[0005] 背景技術
[0006] 近年、 旧来の鉛凸版铸造機による製版に代って、 ネガ型感 光性樹脂層にネガフ ィ ルムを介して活性光を照射し、 感光性 榭脂層の選択された部分を光硬化し、 未硬化部を水溶剤又は 高圧の空気などで除去するこ とによ リ 、 榭脂製凸版を製造す ることが行われている。 このよ うにして得られる光硬化樹脂 凸版は鉛凸版に比べて軽量で取极ぃ性に優れるため、 新聞の 印刷をはじめと して、 印刷分野において急速に普及しつつあ る。
[0007] と ころで、 光硬化榭脂凸版の品質は、 一般に光硬化榭脂層 の硬さによって大き く左右される。 例えば硬い光硬化榭脂凸 版においては、 印圧による レリーフ頂部の変形が少ないため に、 細線点の画像の印刷再現性は優れているものの、 イ ンキ の転移性に劣るために大文字、 ベタ、 ハーフ トーンなどの面 積の大きな画像がかすれる という欠点がある。 このよ う なィ ンキの転移性の問題を解決するために高い印圧で印刷しょ う とする と、 細線点の太リや、 レリーフ頂部の摩耗による耐刷 性の低下などの別の問題が生じる。
[0008] —方、 軟らかい光硬化樹脂凸版においては、 イ ンキの転移 性に優れ、 ザラ紙ゃ新聞用紙などの表面平滑性の悪い被印刷 体でも十分なイ ンキ転移性が得られるが、 その反面印圧によ つてレ リ ーフ頂部が変形しやすいために、 画像が太リやすく 、 シャープな印刷物が得られにく く 、 特に印刷機の機械精度が 低い場合には、 局部的に過大な印圧がかかるために、 太リむ らを防ぐことは困難である。
[0009] このよ うな欠点を改良するために、 フレキソ印刷において は、 印刷版の支持体の下に軟らかい弾性層を設ける方法が試 みられているが、 こ の方法では、 支持体を介してのク ッショ ン効果となるため印刷時の太リ防止効果は小さ く 、 また、 ク ッシヨ ン層を設けたこ とで印圧が逃げる為、 ベタ部等でカス レが生じやすく なるなど十分な印刷品質向上効果を得ること はできなかった。
[0010] 日本国特開昭 5 4 — 9 2 4 0 2号公報には、 ショ ァ一硬度 において 1 0〜 2 0度の硬度差を有する二層の光硬化榭脂層 よ リ なる光硬化樹脂凸版が提案されているが、 レ リ ーフの頂 部層を下部層よ リ高硬度とするこ とで印圧による レ リ ーフ頂 部の変形は少なく なるものの、 ハイライ ト部とハイライ ト部 以外の部分のレ リ ーフの厚みが同じ為、 特に網点面積率 7 % 以下のハイライ ト部の印圧による太リ を+分に抑えるこ とが できず、 満足のいく 印刷物は得られない。
[0011] また、 日本国特開昭 5 5 — 6 3 9 2号公報(对応英国出願 公開 2 0 1 2 9 7 7 A ) には、 レ リ ーフ下部層にあたる 感光性樹脂層の光重合速度が頂部層にあたる感光性榭脂層の
[0012] 1 . 5 〜 2 0 0倍でぁ リ 、 露光後の両層の間に 5 O p s i以上の モデュラス差が生じるよ うな二層の感光性榭脂層よ リ なる光 硬化樹脂凸版が示されている。 さ らに、 日本国特開昭 6 2 —
[0013] 1 2 4 5 5 9号公報には、 レ リ ーフ下部層に相当する感光性 樹脂層の最小不溶化光量が 5 m j / an 2以下で、 かつレ リ ーフ頂 部層に相当する感光性樹脂層の最小不溶化光量の 1 / 2以下 であるよ うな二層の感光性樹脂層よ リなる感光性榭脂凸版が 提案されている。 これらのよ う に二層の感光性樹脂層の閬に 感度差をつけレ リ ーフ頂部層に相当する方の感光性榭脂の感 度を低く するこ とで、 得られる印刷版のレ リ ーフ表面部の画 像太さを露光に用いたネガフィルムのものよ リ細く するこ と ができ、 その分だけ印刷品質を向上させるこ とができるが、 この場合もハイ ライ ト部とハイ ライ ト部以外の部分のレ リ 一 フの厚みが同じ為、 印圧による太リ を防ぐこ とはできず、 満 足のいく 印刷物を得るこ とはできなかった。
[0014] このよ う な状況下にあって、 本発明者らは、 画像再現性が 高く 、 印刷効果に優れる光硬化樹脂凸版を開発すべく 鋭意研 究を重ねた結果、 レ リ ーフの基部層と頂部層を形成するため に異なった感光特性を有しかつそれぞれの感光特性が特定の 関係を満足する 2種の感光性樹脂層を特定時間画像露光する ことによって網点面積率が 7 %以下であるハイ ライ ト部のレ リーフ層の厚みを該ハイライ ト部以外の部分のレリーフ層の 厚みよ リ小さ くする ことができ、 それによつてハイライ ト部 の画像の太リ を防止することのできるこ とを意外にも知見し た。 本発明はこの知見に基づいて完成したものである。
[0015] 発明の開示
[0016] したがって、 本発明の 1つの目的は、 ハイライ ト部のレリ ーフ層の厚みがハイ ライ ト部以外の部分のレ リ ーフ層の厚み ょ リ小さ く て、 画像再現性が高く 、 印刷効果に優れた光硬化 榭脂凸版を提供するこ とにある。
[0017] 本発明の他の 1 つの目的は、 上記した光硬化榭脂凸版を効 率よく安価に製造する方法を提供するこ とにある。
[0018] 本発明の上記及びその他の諸目的、 該特徴ならびに諸利益 は、 添付の図面を参照しながら述べる次の詳細な説明及び請 求の範囲の記載から明らかになる。
[0019] すなわち、 本発明によれば、 基本的には、 支持体、 および 該支持体上に少く と も二層の異なった感光特性の感光性榭脂 層からなる多層感光性樹脂層を画像露光して光硬化にょ リ形 成された基部層 Aと頂部層 Bをこの順序で有する レ リ ーフ層 を包含してなる光硬化樹脂凸版にして、 網点面積率が 7 %以 下である図柄を構成するハイ ライ ト部のレ リ ーフ層の厚みが ハイライ ト部以外の部分のレリ フ層の厚みよ リ小さいこと を特徴とする光硬化性樹脂凸版が提供される。
[0020] 更に本発明の別の態様によれば、 支持体おょぴ該支持体上 に下層と しての最小不溶化光量 Q Aの液状感光性樹脂層およ び上層と しての最小不溶化光量 Q Bの液状感光性樹脂層をこ の順序で有する少く と も二層の異なった感光特性の感光性樹 脂層からなる多層感光樹脂層を包含する感光性エレメ ン トを 提供し、 該感光性エ レメ ン トに多層感光性樹脂層側から画像 露光して光硬化部と未硬化部を形成し、 次いで現像液で未硬 化部をゥォッシュアゥ ト して上記下層および上層からそれぞ れ得られ基部層 Aと頂部層 Bを有する レ リ ーフ層を形成する こ とを包含する網点面積率 7 %以下である図柄を構成するハイ ライ ト部および網点面積率が を超える図柄を構成する非ハ イ ライ ト部よ リ なる光硬化榭脂凸版の製造方法にして、 Q B が 2 3ミ リ ジュール/ cm2以上かつ Q Λの 5倍以上でぁ リ 、 画像露 光を網点面積率が 7 %以下である図柄を構成するハイ ライ ト部 の最小ハイライ トが形成されるに必要な最小露光量からその 1 . 5倍までの範囲の露光量で行なって、 得られる光硬化樹脂 凸版の網点面積率が 7 %以下である図柄を構成するハイライ ト部のレ リーフ層の厚みをハイ ライ ト部以外の部分のレ リ ー フ層の厚みよ リ小さ く するこ と を特徴とする光硬化樹脂凸版 の製造方法が提供される。
[0021] 本発明の光硬化榭脂凸版を図 1 を参照して説明する。 図 1 は本発明の光硬化樹脂凸版の概略断面図であって、 1 は支持 体を示し、 Sはハイライ ト部の基部層 Aと頂部層 B とからな る レリ ーフ層を示し、 Lはハイライ ト部以外の部分(シャ ド 一部および中間調部のレリ ーフ層を示し、 基部層 Aおよぴ頂 部層 B とからなる。 本発明の光硬化樹脂凸版の全体の厚み、 即ち、 基部層 Aと頂部層 B との合計厚みの最大値(図 1 にお いては、 レリ ーフ Lの厚み T は、 印刷機の種類、 印刷条 件によって 8画までの範囲で適宜選ばれる。 下限は約 0.3mm である。
[0022] また、 該レ リ ーフ層のう ち印刷面を構成する頂部層 Bの最 大厚さ(図 1 においては、 レリ ーフ Lの B層の厚み) は、 基 部層 Aと頂部層との合計厚みの最大値 (図 1 においては、 レ リーフ Lの A層と B層との合計値と等しい) の 1 / 2以下で、 かつ 1咖以下であるこ とが必要で、 好ま しく は 0. 0 3画〜 0. 5難の範囲である。 換言すれば、 本発明の光硬化樹脂凸 版を製造する際に、 下層と しての最小不溶化光量 QAの液状 感光性樹脂層および上層そ しての最小不溶化光量 QBの液状 感光性樹脂層をこの順序で有する多層感光榭脂層において上 記上層と下層との合計厚みが 8腿以下、 上層の厚みが上層と 下層との合計厚みの 1 Z 2以下かつ 1讓以下であるこ とが必 要でぁ リ 、 好ま しく は 0. 0 3〜 0. 5 mmの範囲である。 この 厚さよ リ小さ く なる と得られる印刷版における網点面積率 7 %以下のハイ ライ ト部のレリ ーフの厚み (図 1 において T2 で示す) がハイ ライ ト部以外の部分のレリ ーフの厚みよ リ小 さ く な リ にく かった リ 、 小さ く なるにしても程度が小さ く な リ +分な効果が得られにく く なる。 一方、 この範囲を越えて 厚く なリすぎると得られる印刷版における網点面積率が 7 % 以下のハイライ ト部のレ リ ーフの厚みがハイ ライ ト部以外の 部分のレリーフの厚みよ リ小さ く なリすぎて印刷時に該ハイ ライ ト部が印刷されにく く なつたリ、 場合によっては該ハイ ライ ト部のレリーフが形成されにく く なつてしま う こ とがあ リ 、 好ま しく ない。
[0023] 得られる印刷版の網点面積率が 7 %以下のハイ ライ ト部の レ リーフ層の厚み ( T 2) はハイ ライ ト部以外の部分のレ リ ーフ層の厚み ょ リ 2 0〜 : L 0 0 / 、 ょ リ好ま しく は
[0024] 2 0〜 8 0 μ小さレ、こ とが望ま しい。
[0025] 本発明の印刷版においては、 網点面積率が 7 %以下である 図柄を構成するハイ ライ ト部の最小ハイ ライ トのレリーフ厚 みが最も薄く 、 網点面積率 7 %にかけて段階的に厚く な リ 、
[0026] 7 %を越える領域ではハイ ライ ト部以外の部分のレリ ーフ厚 みと同 じになる。
[0027] 本発明の光硬化榭脂凸版においては、 該レ リ ーフ層の頂部 を形成するための感光性樹脂層 (図 2において 2 Bで示す) は、 後述する T O法( t h i c k n e s s o p t i m i z a t i o n法) による測 定で求められる最小不溶化光量 QB (ミ リ ジュール/ cm2) (以下、 m J /cm 2で示す)が 2 3 mj /cm 2以上でかつレ リ ーフ層基部を形 成するための感光性榭脂層(図 2において 2 Aで示す) の最 小不溶化光量 Q A (mJ / cm 2)の 5倍以上であることが必要であ る。 こ の条件を満たされない場合は、 網点面積率が 7 %以下 である図柄を構成するハイ ライ ト部のレ リ ーフ層の厚みがハ ィライ ト部以外の部分のレ リーフ層の厚みよ リ小さいという 本発明の印刷版の特徴的構造を得ることはできない。
[0028] 本発明において、 Q Bが 2 3 mj / cm 2以上かつ Q Aの 5倍以上 の条件を満足した場合に網点面積率が 7 %以下のハイ ライ ト 部のレ リーフ厚みがその他の部のレ リ ーフ厚みよ リ小さ く な る機構を図 2 を参照して以下に説明する。 支持体 1 上に感光 性樹脂層 2 A、 感光性樹脂層 2 Bを順次積層してなる感光性 エ レメ ン ト に、 2 B層側からネガフィルム 3 を通して活性光 ( U V ) によ リ画像露光を行なう と、 網点面積率が、 7 %以 下のハイライ ト部では、 レ リ ーフの 2 A層に相当する部分が まず形成する。 更に 2 B層の 2 A層に接する部分は 2 A層の 影響を受けて 2 B層のネガフ ィルムに面する部分は図示する よ うに部分的に若干硬化するが 2 B層の深さ方向全体には硬 化しない) 。 図 2 に示すよ うな状態となる。 こ の時点で画像 露光をやめ現像処理を行なう と 2 A層の上に 2 B層の下部が 硬化して乗った形の基部層 Aと小さい頂部層よ リ なる レ リ ー フ (図 1 の レ リ ーフ S ) が得られ、 この レ リ ーフ S の厚みは 2 B層が完全に硬化してできたレ リ ーフ |5 (図 1 の レ リ ーフ L ) ょ リ小さいものとなる。 このよ う にして本発明の印刷版 が得られる。 このよ うな機構の為に Q Bは 2 3 m J /cm 2以上と光硬化に多 く の露光量を要し、 QAは QBの 1/5以下と少ない露光量で硬 化するよ う にするこ とが必要である。
[0029] すなわち、 Q Bが 2 3 mj/cm2未満の場合や QAの 5倍未満で ある場合は網点面積率 7 %以下である図柄を構成するハイ ラ ィ ト部の最小ハイ ライ トが形成するまでの画像露光量をかけ ると、 得られる印刷版においては該ハイ ライ ト部とその他の 部分のレリーフ厚みに差が無く なる結果となる。 また、 この よ うな系では画像露光量を減ら してもハイ ライ トが形成しな く なるだけでハイ ライ ト部のレ リーフ厚みがハイ ライ ト部以 外の部分のレリーフよ リ小さい版を得るこ とはできない。 なお、 本発明における感光性樹脂の最小不溶化光量は、 次に 示す T O法によって求めるこ とができる。 T O法の原理図を 図 3に示す。
[0030] すなわち、 まず横 1 5 cm、 縦 3 cin、 厚み 4 minの光重合型の 感光性樹脂層を、 接着層 4 を有する活性光に対して透明な支 持体 1 上に設ける。 次いで、 このものを、 その支持体の外側 をあらかじめ 3 cm幅の遮光片 5 を枚横に連続して並べて覆つ た状態で、 該接着層を有する支持体透過後の活性光の強度が 0. 4 0 ミ リ ワ ッ ト (mW) /cm2になるよ う にあらかじめ光源 の強さを調整した照射台上に置き、 支持'体側よ リ活性光線
[0031] ( U V ) の照射を行う。 次に、 最端部 (図 3では左端部) の 遮光片の一つを取リ 除き、 さ らに 3 0秒ごとに順次遮光片を 取リ除いていき、 最後の 5番目の遮光片 (図 3では右端部) を取リ除いたら、 その 3 0秒後に活性光の照射を停止する。 この結果、 最初の遮光片に相当する区画には 1 5 0秒間、 最 後の遮光片に相当する区画には 3 0秒間、 その間は 3 0秒間 隔で露光されたものが得られる。 次いで、 一定の溶出条件で 感光性榭脂層を洗い出し、 乾燥、 後露光をしたのち、 支持体 上に形成した感光性樹脂層の厚みを 1 / 1 0 0國単位で測定 する。 このよ うにして得られた試験片の露光時間と光硬化榭 脂の厚みとの関係を図 4に示すよ う に片対数グラフにグラフ 化し、 硬化厚み 0醒となる露光時間から硬化開始時間、 I . T . ( i n d u c t i 0 n time) (秒) を求め、 この値よ リ最小不溶化 光量 (mj/cm2) を算出することができる。 本発明における T O法による最小不溶化光量の測定についての詳細については 後述する。
[0032] 本発明でいう レ リ ーフ層は、 支持体上に直接凸都が形成さ れたもの (例えば図 1 に示す構造のもの) のみに限定されず、 支持体上に光硬化榭脂層(background層)が設けられた上に凸 部が形成されるよ う な場合も包含する。 また本発明において は、 凸部が基部層 Aと頂部層 Bの 2層とからなるものについ てこれまで説明してきたが、 基部層 Aの下に最小不溶化光量 が基部層 Aのそれと等しいかまたは小さい層を設けてもよい。
[0033] また、 本発明の光硬化樹脂凸版のレリーフ層は、 液状の 2 種の性質の異なる感光性樹脂液から作成するのが好ま しい。 2種の固体状感光性榭脂層をあらかじめ支持体上に形成した 場合には、 固体状感光樹脂の成形時の温度が液状樹脂の場合 ょ リ高く 、 また製造成形してから使う までの時間が長いので 像露光までの間に、 光重合開始剤、 熱重合禁止剤などの成分 が 2種の固体状感光性樹脂層間で移動するため両層の感光特 性に変化が生じる。 したがって、 本発明で用いる感光性樹脂 は液状であるこ とが必要である。
[0034] 本発明で用いる液状感光性樹脂は特に限定されないが、 例 えば不飽和ポリエステル、 不飽和ポリ ウ レタン等のプレポリ マーと付加重合性エチレン状不飽和モノ マー、 光重合開始剤、 熱重合禁止剤等からなるものを挙げるこ とができる。
[0035] 前記不飽和ポ リ エステルは、 少なく と も 1種のポリ オール を含むアルコール成分と、 少なく と も 1種の不飽和多塩基酸 又はその誘導体 (例えば酸無水物、 メチルあるいはェチルェ ステル、 酸ハロゲン化物) 、 さ らに必要に応じて加えられた 飽和多塩基酸から成る酸成分との重縮合反応によ リ得られる。
[0036] 不飽和多塩基酸と しては、 例えばマ レイ ン酸、 フマール酸、 シ ト ラ コン酸、 メ サコ ン酸、 ィ タ コ ン酸、 グルタ コ ン酸、 ム コン酸、 アコニッ ト酸などを挙げるこ とができる。
[0037] 飽和多塩基酸と しては、 例えばシユウ酸、 マロ ン酸、 コハ ク酸、 ダルタル酸、 アジピン酸、 ピメ リ ン酸、 スベリ ン酸、 ァゼライ ン酸、 セバシン酸、 フタル酸、 イ ソフタル酸、 テ レ フタル酸、 ピロメ リ ッ ト酸などを挙げるこ とができる。 ポリオールと しては、 例えばエチレングリ コール、 1,2-プ ロピレングリ コール、 1, 3-プロパンジオール、 1 , 4-ブタンジ ォー Λ -、 ジェチレ'ングリ コール、 ジプロ ピレングリ コール、 ポ リ エチ レングリ コール (数平均分子量 1 5 0以上) 、 ポリ プロ ピ レングリ コール (数平均分子量 1 9 2以上) 、 ポリ ブ チ レングリ コール (数平均分子量 1 6 2以上) 、 ポリ (ォキ シエチ レンォキシプロ ピ レン) グリ コール (数平均分子量 1
[0038] 2 0以上) 、 グ リ セ リ ン、 エ リ ト リ ッ ト 、 ペンタエ リ ト リ ッ ト、 へキシッ ト、 ト リ メチロールプロパンなどを挙げること ができる。
[0039] また、 不飽和ポリ ウ レタンは、 分子中に 2個以上の末端水 酸基を有するポリオール化合物と少なく と も 2個以上のイ ソ シァネー ト基を有するポリ イ ソシァネー ト と反応させ、 さ ら に水酸基と付加重合性不飽和結合を有する化合物を反応させ ることによって得られる。 ポリ オール化合物と しては比較的 高分子量のものが好ま しく 、 例えばポリ エーテルポリ オール、 ポリエステルポリ オール、 ポリ アルキレンポリ オールなどが 用いられる。 ポリ イ ソシァネー ト と しては、 例えば、 トルイ レンジイ ソ シァネー ト 、 キシ リ レンジイ ソ シァネー ト 、 へキ サメチ レンジィ ソシァネー トなどが用いられる。 この反応に 際しては、 ポリ オールとポリイ ソシァネー トのモル比、 反応 順序、 反応条件などにょ リ種々のものが得られるが、 少なく と も 2個の末端ィ ソシァネー ト基を有するよ う に反応せしめ る。
[0040] 次いで両末端にイ ソシァネー ト基を有するポ リ ウ レタンに 水酸基を有する付加重合性エチ レン状不飽和モ ノ マーを反応 させるがこのよ う な化合物と しては、 例えば 2 -ヒ ドロ キシェ チルメ タタ リ レー ト 、 2 -ヒ ドロ キシェチルアタ リ レー ト、 2 - ヒ ドロ キシプロ ピルメ タク リ レー ト、 N-ヒ ドロ キシメ チルァ ク リルア ミ ド、 ポリ エチレングリ コールモノ メ タ ク リ レー ト、 ァ リ ールアルコール、 ヒ ドロ キシスチ レンなどを挙げるこ と ができ る。
[0041] 付加重合性エチ レン状不飽和モノ マーと しては、 例えばァ ク リ ル酸、 メ タク リ ル酸、 又はそのエステル、 例えばメ チル、 ェチル、 n -プリ ピル、 イ ソプロ ピル、 n -へキシノレ、 n -ォクチ ル、 n - ドデシノレ、 シク ロへキシル、 テ ト ラ ヒ ド ロ フルフ リ ル、 ァ リ —ノレ、 グリ シジル、 2 -ヒ ドロ キシェチル、 2 -ヒ ドロキシ プロ ピ^^、 3 -ク ロ 口 - 2 -ヒ ドロ キシ、 4 -ヒ ドロ キシブチルの アタ リ レー ト及びメ タ ク リ レー ト 、 あるいはエチ レングリ コ 一ノレ、 ジエチレング リ コーノレ、 プロ ピレング リ コーノレ、 ジプ ロ ピレングリ コール、 ポリ エチレングリ コール、 ポリ プロ ピ レングリ コール、 ブチレングリ コーノレのモノ又はジァク リ レ ー ト及びメ タ ク リ レー ト、 あるレ、は ト リ メ チロールプロパン ト リ ァク リ レー ト及びメ タク リ レー ト、 ペンタエ リ ト リ ッ ト テ ト ラアタ リ レー ト及びメ タ タ リ レー ト あるいは N,N -ジメ チ ノレア ミ ノエチルメ タ ク リ レー トなどやァク リ ノレア ミ ド、 メ タ ク リルアミ ド又はその锈導体、 例えば N-メ チロールアク リル ア ミ ド及ぴメ タク リ ルア ミ ド、 N-メ トキシアク リ ルア ミ ド及 ぴメ タク リ ルア ミ ド、 Ν, Ν' -メ チレンビスアク リルア ミ ド及 びメ タク リルアミ ド、 Ν,Ν'-へキサメ チレンビスアク リルァ ミ ド及びメ タ ク リルア ミ ド、 ジアセ ト ンアク リ ルア ミ ド及ぴ メ タク リルア ミ ドなどや、 スチレン、 ビニル トルエン、 ジビ ニルベンゼン、 ジァ リ ーノレフ タ レー ト 、 ト リ ア リ ^ レシァヌ レ ー ト、 酢酸ビュルなどを挙げるこ とができ る。
[0042] 光重合開始剤と しては、 例えばべンゾイ ン、 ベンゾイ ンメ チノレエーテノレ、 ベンゾイ ンェチノレエーテノレ、 ベンゾイ ン- η— プロ ピノレエーテノレ、 ベンゾイ ンイ ソプロ ピノレエーテノレ、 ベン ゾィ ン -η-ブチノレエーテノレ、 ベンゾィ ンィ ソブチノレエーテノレ、 ベンゾイ ン- sec-ブチノレエーテル、 α -メ チノレべンゾイ ン、 α -ェチノレべンゾィ ン、 α -メ チノレべンゾィ ンメ チノレエーテノレ、 α -フエニルベンゾイ ン、 α -ァ リ ールべンゾイ ン、 2, 2-ジメ トキシ -2-フエ二ルァセ ト フエノ ンなど公知のものを挙げる こ とができ る。
[0043] 熱重合禁止剤と しては、 例えばヒ ドロ キノ ン、 Ρ-メ トキシ フエノ ーノレ、 力テコーノレ、 ter t ブチノレノヽィ ドロキノ ン、 ベ ンゾキノ ン、 p -フエ二 レンジァ ミ ン、 ピク リ ン酸、 フエノチ ァジンなど公知のものを挙げるこ とができ る。 このよ うな感光性樹脂における 'プレボリ マーと付加重合性 エチレン状モノマーの配合比率は、 一般的に 1 0 0 : 2 0〜 1 0 0 : 2 0 0 (重量比) の範囲内であって、 得よ う とする 版の物性、 使用するプレボリ マーや付加重合性エチレン状モ ノマーの種類によって適宜決められる。
[0044] 本発明の効果は、 網点面積率が 7 %以下である図柄を構成 するハイライ ト部のレリ ーフ層の厚みがハイライ ト部以外の 部分のレリーフ層の厚みよ リ小さいとい う特定の版構造、 お よびその製造においては、 二種の異なった感度特性の感光性 樹脂層からなる多層感光樹脂層を包含する感光性エ レメ ン ト に特定範囲の露光量で画像露光することによって得られるも のであって、 感光性樹脂の組成、 物性によって影響を受ける ものではないので、 使用できる感光性樹脂は以上の例に限定 されるものではない。
[0045] 感光性榭脂の感光特性は種々の方法で変えるこ とができる。 例えば、 光重合開始剤の種類や量、 重合禁止剤の種類及び量 を変えるこ とで、 あるいは紫外線吸収物質の添加等によって 任意に変えるこ とができる。
[0046] 光重合開始剤の添加量を多くすると最小不溶化光量は小さ く なリ 、 添加量を少なく する と大き く なる。
[0047] また、 一般的に熱重合禁止剤は最小不溶化光量を大き くす る働きをし、 添加量を多く する とその効果は大き く なる。
[0048] 染料、 顔料、 その他の紫外線吸収性物質は最小不溶化光量 を大き く する。
[0049] 感度その ものの絶対レベルを高める為には、 2, 2-ジメ トキ シ -2-フェニルァセ トフエノ ンのよ うな光開始効率の高い光 重合開始剤を使用したリ 、 不飽和エチ レン状モ ノ マーと して N,N-ジメチルアミ ノエチルメ タク リ レー トや分子量の大きい ジァク リ レー ト系モノ マー等を使用したリすることが有効で ある。
[0050] 光重合開始剤の添加量と しては重合有効量であるこ とが必 要であるが、 その添加量によって、 最小不溶化光量が変化す る為、 レ リ ーフ頂部層に相当する感光性樹脂層 2 Bにおいて は榭脂に対して 0 . 0 3〜 0 . 5重量。 /0の範囲で、 またレ リ ー フ基部層に相当する感光性樹脂層 2 Aにおいては樹脂に対し て 0 . 5〜 4 . 0重量。 /0の範囲で用いるのが好ま しい。
[0051] 熱重合禁止剤は、 一般的には感光性樹脂の製造時や貯蔵時 に変質が起こるのを防ぐ目的で添加されるので、 感光性樹脂 の組成や製造条件、 貯蔵条件に応じて必要な熱安定性が得ら れる程度に添加すれば良く 、 一般的には榭脂に対して 0 . 0 1〜 0 . 5重量%程度の範囲で添加される。 また、 熱重合禁 止剤は最小不溶化光量を大き くする働きをす.るので、 得よ う とする最小不溶化光量に応じて添加量を決める必要がぁリ 、 用いる熱重合禁止剤の種類によってもその必要添加量は異な る。
[0052] 本発明の基本的特徴であるところの網点面積率 7 %が以下 のハイ ライ ト部のレリーフ層の厚みをハイ ライ ト部以外の部 分のレリーフ層の厚みよ リ小さい構造を得るためには、 上部 感光性樹脂層 2 Bの最小不溶化光量 Q Bが 2 3 mJ /cm 2以上で かつ下部感光性樹脂層 2 Aの最小不溶化光量 Q Aの 5倍以上 であるよ うな 2種の感光性樹脂層 2 A及び 2 Bを組み合わせ て用いるこ とが必要である。
[0053] また、 必要にょ リ 、 前記液状感光性樹脂の光硬化後の硬さ を変えたい場合には公知の方法で容易に行う こ とができる。 例えば不飽和ポリ ウ レタンと付加重合性エチレン状不飽和モ ノマーと光重合開始剤及び熱重合禁止剤とから成る液状感光 性榭脂の場合には、 不飽和ポリ ウ レタン中のポリ オール化合 物に対するポリ ィ ソシァネー ト化合物のモル比を変える方法、 不飽和ポリ ゥ レタンに対する付加重合性エチレン状不飽和モ ノマーのモル比を変える方法、 付加重合性エチレン状不飽和 モノマーのう ち 2官能性又は多官能性モノ マーのモル比を変 える方法、 あるいはこれらの方法の組合せなどがある。
[0054] この際、 2種の液状感光性樹脂を類似の組成物群よ リ選択 すると 、 製版後のレリーフ頂部層と基部層との接着性及び像 形成後行われる共通洗浄液による未露光樹脂の洗浄除去が可 能なので好ま しいが、 もちろんこれに限定されるものではな い。 こ こで類似の組成物群とは、 液状感光性樹脂のポリ マー が同一の系列 (例えば不飽和ポリ エステル系、 不飽和ポリ ウ レタン系、 など) に属する組成物群をいう。 本発明で用いられる支持体と しては、 !f えば鉄、 ステンレ ス、 銅、 亜鉛、 アルミニウムなどから成る金属板、 天然ゴム、 合成ゴムなどから成るゴムシー ト、 あるいはセルロイ ド、 セ ノレ ロ ー スアセテー ト、 ポリエチレン、 ポリ プロ ピレン、 ポリ 塩化ビュル、 ポリ メ チルメ タ ク リ レー ト、 ポリ スチレン、 ポ リ カーボネー ト、 ポリ エチレンテレフタ レー ト、 ポリ アミ ド などのプラスチック シー ト又はフィルムなどを挙げる こ と力 S できる。 これらの支持体の表面には通常接着層が設けられる のが一般的でぁリ 、 接着層の中にハレーショ ン防止剤を入れ たリ 、 必要に応じて接着層と支持体との間にハ レーシ ョ ン防 止層を設けてもよい。
[0055] 次に、 本発明の光硬化樹脂凸版を作成する好適な方法の 1 例について説明する。 まず支持体上に、 それぞれ異なる液状 感光性樹脂から成る 2種の層 (例えば、 図 2における 2 Aと 2 B ) を所定の厚みになるよ うに順次設けたのち、 感光性榭 脂層 2 B側よ リ透明画像担体を通して活性光線によ リ像露光 を行い、 次いで未露光部の感光性樹脂を除去してレ リ ーフ層 を支持体上に形成させる。 この際、 液状感光性樹脂 2 A及び 2 Bは、 それぞれの感光特性が前記特性を満たすものが選ば れる。
[0056] 2種の液状感光性榭脂及び支持体を露 に供するために所 定の厚みに成形、 積層する方法については、 例えばネガフ ィ ルムと密着配置したカバーフィルム上に感光性榭脂を刷毛、 ロール、 ドク ターナイ フなどを用いてあらかじめ所定の厚み に延展して液状感光性樹脂層 2 Bを形成したのち、 液状感光 性樹脂層 2 Aを形成する と同時に支持体を積層することによ リ実施できる。 あるいは支持体上に感光性樹脂を刷毛、 ロー ル、 ドクターナイ フなどを用いてあらかじめ所定の厚みに延 展して液状感光性樹脂層 2 Aを形成したのち、 別の液状感光 性樹脂を用いて同様の操作にょ リ液状感光性樹脂層 2 Bを形 成積層するこ と もできる。
[0057] 露光において用いられる活性光線源と しては、 高圧水銀灯、 超高圧水銀灯、 紫外線蛍光灯、 カーボンアーク灯、 キセノ ン ランプ、 メ タルハライ ドランプ等を挙げるこ とができるが、 基本的には紫外線を発するものであればどのよ う なものでも 使用可能である。 露光時間を短く できる という観点からは、 光源強度の高い高圧水銀灯、 超高圧水銀灯、 メ タルハライ ド ランプ等が好ま しい。
[0058] また、 像形成露光は、 支持体および該支持体上に液状感光 性樹脂層 2 Aおよび液状感光性榭脂層 2 Bをこの順序に密着 配置した感光性ェレメ ン トに液状感光性榭脂層 2 Bの側よ リ 透明画像担体を通して前記光源を用いてなされる。 支持体の 材質が活性光に対して実質的に透明な場合は、 感光性樹脂層 2 Bの側からの画像露光に加え、 支持体側から も全面に活性 光を照射して支持体上に所望する厚みの硬化樹脂層(b a c k g r o u n d層)を形成せしめ、 レリ ーフの高さを任意に調節するこ と もできる。 この場合には、 b a c k g r o u n d層と しての硬化榭脂層 も本発明でいう頂部層 B と基部層 Aの合計厚みで代表される 全感光性樹脂層厚に含まれる。
[0059] 透明画像担体を通しての露光は網点面積率が 7 %以下であ る図柄を構成するハイライ ト部の最小ハイライ ト(最小点部) が形成されるに必要な時間行えば良いが、 露光量を増やして いく と、 このよ うな点部であってもレ リ ーフ厚みにおいてハ ィライ ト部とハイライ ト部以外の部分との差がなく なつてく るので、 最小ハイ ライ ト(最小点部)が形成されるに必要な最 小露光量からその 1 . 5倍までの範囲の露光量で行なう必要 がある。
[0060] 前記のよ う にして、 透明画像担体を通して活性光を照射し たのち、 未露光又は未硬化榭脂の洗浄は各種洗浄液、 例えば 水、 ァノレコ一ノレ、 アセ ト ン、 ベンゼン、 トノレェン、 ク ロ ロェ タ ン、 ク ロ 口 エチ レンなどやアルカ リ水溶液、 例えば水酸化 ナ ト リ ウム、 炭酸ナ ト リ ウム、 リ ン酸ナ ト リ ウム、 ト リ ポリ リ ン酸ナ ト リ ウム、 ホウ酸ナ ト リ ウム、 ケィ酸ナ ト リ ウムな どの水溶液、 界面活性剤水溶液などで洗浄除去する方法で行 う。 必要であれば前記アル力 リ水溶液に界面活性剤などを加 えるこ と もできる。
[0061] 本発明の光硬化榭脂凸版は、 網点面積率が 7 %以下のハイ ライ ト部のレ リーフ層の厚みがハイライ ト部以外の部分のレ リーフ層の厚みよ リ小さいため、 凸版印刷の欠点である印刷 での細線点の太リが有効に防止される。 特にハーフ トーンの 印刷においては、 従来のハイライ ト部は網点が太リやすく 、 印圧をあま リ かけるこ とができないため、 シャ ドウ部はイン キの転移性に劣リ 、 階調の乏しい低級な印刷品質のものしか 得られなかったのに対し、 本発明の光.硬化樹脂凸版を用いる こ とによ リ 、 ハイ ライ ト部の太リが防止でき、 かつ印圧がか けられるので、 明る く 階調に富んだ高級な印刷品質のものが 得られる。
[0062] 発明を実施するための最良の形態
[0063] 次に実施例にょ リ本発明をさ らに詳細に説明するが、 本発 明はこれらの例によってなんら限定される ものではない。
[0064] なお、 本発明において、 T o法による感光特性の測定は次 のよ う に行ない、 最小不溶化光量を決定した。 以下の説明は 図 3 を参照して行な う。
[0065] ( 1 ) 試験片の準備
[0066] 横 1 5 cm、 縦 3 cm、 厚み 4誦の液状感光性樹脂層 2 を、 接 着層 4 を有する活性光に対して透明な支持体 1 上に設ける。 即ち、 5 画厚の板ガラスの上に、 厚さ 9 ju mのポリ エステル フ ィ ルムを密着させ、 その上に前記の寸法をく リ抜いた 4画 厚のゴムスぺーサーを配置し、 この中に液状感光性樹脂を流 し込み、 厚さ 0 . 1 画のポリ エステル支持体シー トにウ レタ ン系接着剤を l O jU D)の厚みに予め塗布したものを、 空気が 入らないよ う に液状感光性樹脂層に覆いかぶせたのち、 別の 5 讓厚の板ガラスで蓋をして準備する。
[0067] ( 2 ) 光源
[0068] 光源と しては、 2 1 ^の超高圧水銀灯(日本国オーク製作所 社製、 商品名ジエツ トライ ト)又は 2 0 Wケミカルランプ(日 本国三菱電気社製、 商品名 F L R— 2 0 B L )を光源照度ム ラのないよ う に多灯並列に配置したものが用いられるが、 光 源の安定性の点から後者の方が便利である。
[0069] 光源 (U V ) は下方を照らす位置に配置し(図 3では逆に 示されている) 、 光源側に前記 5 mm厚の板ガラスが位置する よ うに、 この板ガラスと測定しょ う とする液状感光榭脂層 2 を設けるのに用いた前記接着層 4 を有する支持体を、 該接着 層が下側になるよ う に、 U V— 3 5 フィルターを取リ付けた U Vメーター (オーク製作所社製、 商品名 U V— M O 1 ) 上 に置き、 U Vメーターの示す強度が 0 . 4 O mWになるよ うに 光源の高さを決める。
[0070] ( 3 ) 測定
[0071] 予め準備した試験片を支持体側を上にした状態で、 3 cm X 6 cmの大き さの 1 画厚の黒ゴム板で作成された遮光片をガラ ス板の上から 5枚を横に連続して並べ試験片全体を覆う。 次 いで強度調整された位置にガラス板で試験片をはさみ、 遮光 片を配置した状態で置く。 図 3において左端の 1枚目の遮光 片を取リ除く と同時にス ト ップウォッチをス ター ト させ、 以 降 3 0秒ごとに順次遮光片を取リ除いていき、 図 3 において 右端の最後の遮光片を取リ除いたら、 その 3 0秒後に光源を 消す。 この結果、 最初の遮光片に相当する区画には 1 5 0秒 間、 最後の小片には 3 0秒間、 その間の小片には 3 0秒きざ みで露光を与えと ものが得られる。
[0072] ( ) 溶出、 乾燥、 後露光
[0073] 溶出は未硬化榭脂層を効果的に溶解又は分散する溶出液で 行うが、 通常、 水、 アルカ リ水又は界面活性剤溶液を必要に 応じて使用し、 4 0 °Cで、 管內圧力 2 kgのスプ レーを用い、 ノ ズル先端から試験片までの距離を 1 0 cmにして洗いムラが 起こ らないよ う に洗浄を行う。 この際、 試験片は光の照射を 受けた反対側、 すなわち樹脂側から洗浄して 1 2 0秒間行う。 次いで 6 0 eCの乾燥器で 1 0分間乾燥したのち、 前記光源を 用いて、 2 mWの強度下で樹脂側よ リ 5分間後露光を行う。
[0074] ( 5 ) 最小不溶化光量の決定
[0075] 支持体上に形成した硬化樹脂層の厚みを、 1 / 1 0 0薩単 位で測定しう る厚み計で測定する。 得られた光硬化樹脂層の 厚みと露光時間との関係を図 4 に示すよ う に片対数グラ フ に グラフ化し、 硬化厚 0画となる露光時間から硬化開始時間 I . T . (秒) を求め、 次の式にょ リ最小不溶化光量 Q (mj/cm2) を算出する。 最小不溶化光量 Q (mj/cm2) =光源強度(mW/αη2) X I . T . (秒)
[0076] = 0 . 4 0 X I . T . 実施例 1及び比較例 1〜 3
[0077] ポリ プロ ピレングリ コールアジペー ト (分子量 2 6 0 0 ) 1 4 4 2重量部及び ト リ レンジイ ソシァネー ト 1 8 1重量部 を 8 5でで 2時間反応させたのち、 グリセ リ ンモノ メ タク リ レー ト 2 4 1重量部及び 2,6-ジ -tert-ブチル- P-ク レゾ ル 0. 1重量%を加えて、 さ らに 2時間反応させ、 赤外吸収ス ぺク トルで N C Oの消滅を確認した。 次いで、 無水コハク酸 1 3 4重量部そ加え、 さ らに 3時間反応してポリ ウ レタンプ レポリ マー ( I ) を得た。
[0078] このよ う に して得られたポリ ウ レタ ンプレボ リ マー ( I ) を用いて、 第 1表に示すよ うな各種の感光性組成物を調製し T O法による感光特性を求めた。 その結果を第 1表に示す。
[0079]
[0080] 次に、 前記感光性組成物を用い、 ハーフ ト ー ン及び線画を有 するネガフィルムを覆っている厚さ 2 2 μ πιのポリ プロ ピレン フ ィ ルムの上に、 ドク ターを使って、 0. 1 0瞧 (又は 0 . 2腿) の厚みにレリ ーフ頂部層となる層を設け、 次いでその上に、 レ リーフ基部層となる層を 0. 3 0画 (又は 0. 2 0 mm) の厚みで 同様に設けた。 次に、 厚さ 0. 1讓のポ リ エステル支持体シー トにハレーシ ョ ン防止剤を含有するウレタン系接着剤を 1 0 mの厚みに予め塗布したものを、 空気が入らないよ う に前記の 液状樹脂層に覆いかぶせたのち、 その全体に、 支持体シー ト側 から 2 0 Wケミカルランプで、 照射量がレ リ ーフ基部層組成物 の不溶化開始光量の 8 0 %になるよ うに照射し、 次いでネガフ ィルム側から 6 kwのメ タルハライ ドランプ(強度 6 0 mW/cm2) で 5秒間照射した。
[0081] 露光終了後、 ポ リ プロ ピ レンフ ィ ルムを剥離し、 1 重量0 /0ホ ゥ酸ナ ト リ ウム水溶液を用い、 4 ひ。 Cで 2分間、 さ らに水で 1 5秒間噴霧洗浄して、 未露光部を洗い出した。 次いで、 版をさ らに 2 0 Wケミ カルランプ (強度 2. 3 mW/cm2)を用いて空気中 で 1 0分間後露光を行った。
[0082] 得られた光硬化樹脂凸版の凸版印刷版と しての性能を第 2表 に示す。
[0083] 第 2表から分かるよ う に.、 組成物の組合せが、 レ リ ーフ頂部 層の Q値が 2 3 /cm2以上で、 基部層の Q値の 5倍以上のもの は、 いずれも、 ノヽィ ライ ト部のレ リ ーフ層の厚みがベタ部のレ リーフ層の厚みよ リ小さい印刷^が得られた。
[0084] —方、 レ リ ーフ頂部層の Q値が 2 3 mJ/cm2以下である比較例 1 では、 頂部層の Q値が基部層の Q値の 5倍以上であるにもか かわらず、 ハイ ライ ト部とベタ部のレ リ ーフ層の厚みが同じ印 刷版であった。
[0085] また、 レリ一フ頂部層の Q値が基部層の Q値の 5倍以下であ る比較例 2、 3では、 レ リ ーフ頂部層の Q値が 2 3 mJ/cm2以上 であるにもかかわらず、 ハイライ ト部とベタ部のレ リ ーフ層の 厚みが同じ印刷版であった。
[0086] 実施例の版を用い、 フ レキソ輪転印刷機で 4 ミルス の印圧下 1 0 , 0 0 0部印刷したと ころ、 太リが少なく 、 かつベタ部の ッブシも良好な階調幅の広い明るい印刷物が得られた。
[0087] 8 第 2 表
[0088]
[0089] 注 1) H L (ハイライ ト部)形成性
[0090] 〇 8 5 L P I (lines per inch) 5 %のレリーフ層の 厚みがベタ部のレリーフ層の厚みよリ薄い
[0091] X 8 5 L P I (lines per i nch) 5 %のレリーフ層の 厚みがベタ部のレリーフ層の厚みと同じ 注 2) (印刷物の) 文字の太リ (対ネガ)
[0092] ▲ 太リ
[0093] Δ 細リ 実施例 2及び比較例 4
[0094] 実施例 1 で調製したのと同じ感光性樹脂組成物を用い、 実施 例 1 と同様にして、 レ リ ーフ頂部層 2 Bが 0. 1 隱 、 レ リ ーフ 基部層 2 Bが 0. 3 mmの厚さで、 レ リ ーフ頂部層 2 B と レ リ 一 フ基部層 2 Aの感光性樹脂組成物の組み合せが次の組合せの感 光性エ レメ ン トを作った
[0095] P 1 (本発明) : 2 B Z 2 A = ( 3 )パ 6 ) ( Q B = 3 6 mj/ cm % QA = 4 . 6 mJ/cm)
[0096] P 2 (本発明) : 2 B / 2 A = ( 4 )/( 6 ) (Q D= 3 4 . 4
[0097]
[0098] 比較例 4 : 2 B / 2 A = ( l )/( 5 ) (Q B= 1 9 . 2 mJ/ cm QA = 3 . 6 mJ/cm^ )
[0099] この感光性エ レメ ン トを用い、 グラデーショ ンスケールの入 つたテス トパターンを透明画像担体と して使用 し、 実施例 1 と 同様にして印刷版の製版を行なった。
[0100] 得られた版を用いてフ レキソ輪転機で 4 ミルスの印圧で印刷 を行なった。
[0101] 透明画像担体であるネガフ ィ ルムの網点面積率と、 印刷物の グラデーショ ンスケール 8 5線/イ ンチの網点の面積率との関 係を図 5 に示す。 参考のために、 印刷物のネガフィルムを完全 に再現する理想的な場合を直線 Rで示す。
[0102] 従来版に比べて本発明の版ではネガフィルムに近い再現を示 しておリ 、 特に 5 %程度のハイ ライ ト部における再現性改良効 果が大き く 、 比較例の場合、 印刷物における階調再現域は網点 面積率で 2 3 %〜 1 0 0 %の範囲であるのに対し、 本発明の版 では 5 %程度から 1 0 0 %の範囲と大き く 改良されているこ と がわかる。
[0103] 実施例 3及び比較例 5〜 6
[0104] ポリ プロ ピレングリ コール (数平均分子量 2, 0 0 0 ) 1 3 3 9重量部、 ト リ レンジイ ソシァネー ト 1 7 5. 8重量部及び ジブチルチンジラウ レー ト 0. 0 4 2重量部を混合して、 8 5 °Cで 2時間反応させたのち、 グリセリ ンモノ メ タク リ レー ト 1 5 3. 6重量部を加えて、 さらに 2時間反応させ、 赤外吸収ス ぺク トルで N C Oの消滅を確認し、 ポリ ウ レタ ンプレポリ マー ( Π ) を得た。
[0105] このよ う にして得られたポリ ウ レタンブレポ リ マー (Π ) を 用いて、 第 3表に示すよ う な各種の感光性組成物を調製し、 T O法による感光特性を求めた。 その結果を第 3表に示す。
[0106] 次に、 前記感光性組成物を用い、 実施例 1 と同様な方法で、 光硬化樹脂凸版を作成した。 得られた凸版印刷版と しての性能 を第 4表に示す。
[0107] この版を用いてフレキソ印刷機で 4 ミルスの印圧下 5 0 0 0 部印刷したと ころ、 実施例 1 と同様太リが少なく 、 かつベタ部 のッブシも良好な階調幅の広い明るい印刷物が得られた。 3
[0108] 第 3 表
[0109] 感 光 性 組 成 物 ノ n 、丄o υ)ノ 、 ·! 1ノ 、 1ムノ 、 1 ノ έ日 T /Jif、 ソU r 'ノ^ レ 7々 z、ノブノ レレ /J、 ソ U マヾ ― (、 X ΉI ノ ) i 1n un U 1 no mn 1 (1Π 1丄 Π 1/Ω u i丄n/n u ポリプロピレングリ コールジメタク リ レー ト 1 J.5 15 成 トリメチロールプロパン トリメタク リ レー ト 1 in U 1 n 1 n 2 9 ジェチルァミノエチルメ タク リ レート 3 3 ヒ ドロキシェチルメタク リ レート 13 13 13 13 24 24 量 2, 2 -ジメ トキシ- 2 -フエ-ルァセ トフェノン 0.74 0.59 0.37 0.15 3.46 1.73 部 2, 6-ジ-卜ブチル -P-ク レゾール 0.15 0.15 0.15 0.15 0.14 0.14
[0110] I .T. (秒) 50 60 80 86 9 14.8 感 光 特 性
[0111] Q { }/ci) 20 24 32 34.4 3.6 5.9
[0112] 第 4 表
[0113]
[0114] 注 3 ) H L (ハイライ ト部) 形成性
[0115] 〇 8 5 L P I (l ines per Inch) 5 %のレリーフ層の 厚みがベタ部のレリーフ層の厚みよリ小さい X 8 5 L P I (l ines per inch) 5 %のレリーフ層の 厚みがベタ部のレリーフ層の厚みと同じ 注 4 ) (印刷物の) 文字の太リ (対ネガ)
[0116] ▲ 太リ
[0117] △ 細リ 実施例 4
[0118] 実施例 1 における感光性組成物 ( 2 ) 及び ( 6 ) を、 それぞ れレ リ ーフ項部層及びレ リ ー フ基部層と して用いて、 感光性ェ レメ ン トを調製し、 光源と して強度 3 0 mw/cm2のメ タルハラィ ドランプを使用して露光時間を 5〜 1 3秒まで変化させる他は 実施例 1 と同様にして印刷版を製版した。
[0119] 得られた版の 8 5 L P I (l ine per inch) 5 %のハイ ライ ト 部のレリーフ層の厚みと近傍にあるベタ部のレ リーフ層の厚み との差を測定した。 結果を第 5表に示す。
[0120] 第 5 表
[0121]
[0122] この結果よ リ 、 目的とする構成の印刷版を得る為の露光時間 は、 この感光性エレメ ン トにおいて最小ハイ ライ トが形成され るに必要な最小露光量からその 1.5倍までの範囲の露光量に相 当する 7〜 1 0秒でぁリ 、 露光をかけすぎる とハイ ライ ト部の 厚みも他の部分の厚みと差が無く なってしま う こ とがわかる。 図面の簡単な説明
[0123] 図 1 は、 本発明の光硬化樹脂凸版の概略断面図でぁ リ ; 図 2は、 本発明においてハイライ ト部のレ リ ーフ厚さがハイ ライ ト以外の部分のレ リ ーフ厚みよ リ小さいレリ ーフ構造を形 成する機構を説明する図でぁリ ;
[0124] 図 3 は、 本発明に用いる感光性樹脂の最小不溶化光量 Qを求 めるための感光特性測定に用いる T O法の原理図であ リ 、
[0125] 図 4は、 露光時間と光硬化榭脂層の厚みとの関係の 1例を示 す片対数ダラフであ リ ;
[0126] 図 5は、 ネガフ ィ ルムの網点面積率と印刷物の網点面積率と の関係を示す。
[0127] 図 1 〜図 5 において同様の部分は同様の番号および符号で示 してぁリ 、 1 は支持層、 2は感光性榭脂層、 2 Aおよび 2 Bは レ リ ーフの基部層 Aおよび頂部層 Bに相当する感光性樹脂層の 下層および上層、 3 はネガフ ィルム、 4は榭脂層、 5 は遮光片 をそれぞれ示す。
[0128] 産業上の利用可能性
[0129] 網点面積率が 7 %以下である図柄を構成するハイ ライ ト部の レ リ ーフ層の厚みがハイライ ト部以外の部分のレ リ ーフ層の厚 、みよ リ小さい本発明の光硬化樹脂凸版を用いる と、 凸版印刷の 欠点である印刷での細線点の太リが有効に防止でき、 特にハ一 フ トーンの印刷においては、 従来のハイライ ト部は網点が太リ やすく 、 印圧をあま リ かけることができないため、 シャ ドウ部 はインキの転移性に劣リ 、 階調の乏しい低級な印刷品質のもの しか得られなかったのに対し、 本発明の感光性樹脂凸版を用い ることによ り 、 ハイ ラ ト部の太リが防止でき、 かつ印圧がか けられるので、 明る く 階調に富んだ高級な印刷品質のものが得 られる。
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . 支持体、 および該支持体上 少く と も二層の異なった感 光特性の感光性樹脂層からなる多層感光性榭脂層を画像露光 して光硬化にょ リ形成された基部層 Aと頂部層 Bをこの順序 で有する レリ ーフ層を包含してなる光硬化榭脂凸版にして、 網点面積率が 7 %以下である図柄を構成するハイライ ト部の レリ ーフ層の厚みがハイ ライ ト部以外の部分のレ リ ーフ層の 厚みよ リ小さいこ とを特徴とする光硬化性樹脂凸版。
2 . 上記感光性樹脂層が下層と しての最小不溶化光量 Q Aの 液状感光性樹脂層および上層と しての最小不溶化光量 Q Bの 液状感光性樹脂層を有する多層感光性榭脂層であって Q B
2 3 ミ リ ジュール/ cm 2以上かつ Q Aの 5倍以上であ リ 、 上記 下層および上層からそれぞれ光硬化で形成された基部層 Aと 頂部層 B との合計厚みの最大値が 8 誦以下、 頂部層の最大厚 みが基部層と頂部層との合計厚みの最大値の 1 / 2以下かつ
1 讓以下である請求項 1 に記載の光硬化性榭脂凸版。
3 . 支持体および該支持体上に下層と しての最小不溶化光量 Q Aの液状感光性樹脂層および上層と しての最小不溶化光量 Q Bの液状感光性樹脂層をこの順序で有する少く と も二層の 異なつた感光特性の感光性樹脂層からなる多層感光樹脂層を 包含する感光性エレメ ン トを提供し、 該感光性エレメ ン トに 多層感光性榭脂層側から画像露光して光硬化部と未硬化部を 形成し、 次いで現像液で未硬化部をゥォッシュアウ ト して上 記下層および上層からそれぞれ得られ基部層 Aと頂部層 Bを 有する レ リ ーフ層を形成するこ とを包含する網点面積率 7%以 下である図柄を構成するハイライ ト部および網点面積率が 7% を超える図柄を構成する非ハイライ ト部よ リ なる光硬化樹脂 凸版の製造方法にして、 Q Bが 23ミ リ ジュール/ cm2以上かつ Q Aの 5倍以上でぁリ 、 画像露光を網点面積率が 7%以下である図 柄を構成するハイ ライ ト部の最小ハイ ライ トが形成されるに 必要な最小露光量からその 1 · 5倍までの範囲の露光量で行な つて、 得られる光硬化樹脂凸版の網点面積率が 7 %以下であ る図柄を構成するハイライ ト部のレ リ ーフ層の厚みをハイ ラ ィ ト部以外の部分のレリ ーフ層の厚みよ リ小さ く するこ とを 特徴とする光硬化榭脂凸版の製造方法。
4 . 上記上層と下層との合計厚みが 8 mm以下、 上層の厚みが 上層と下層との合計厚みの 1 Z 2以下かつ 1 mm以下である請 求項 3 に記載の製造方法。
5 . 光源と して高圧水銀灯、 超高圧水銀灯、 またはメ タルハ ライ ドランプを使用するこ とを特徴とする請求項 3 〜 4のい ずれかに記載の方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US4369246A|1983-01-18|Process of producing an elastomeric printing relief
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同族专利:
公开号 | 公开日
DE69130102T2|1999-05-20|
DE69130102D1|1998-10-08|
EP0483378A1|1992-05-06|
US5266426A|1993-11-30|
EP0483378B1|1998-09-02|
EP0483378A4|1992-10-07|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-11-28| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1991-11-28| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
1992-01-21| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991909145 Country of ref document: EP |
1992-05-06| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991909145 Country of ref document: EP |
1998-09-02| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991909145 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP12921190||1990-05-21||
JP2/129211||1990-05-21||EP91909145A| EP0483378B1|1990-05-21|1991-05-21|Photo-set resin letterpress|
DE1991630102| DE69130102T2|1990-05-21|1991-05-21|Hochdruckplatte mit photovernetzbarem kunststoff|
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